2009-04-17 第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
そういった中で、各自、各国がみずからの意思として、どういう対応をとっていくかという非常に重要な主権的判断があるわけでございまして、それがまず、今回こういった新海賊法を提案している、そういう事由であろうと。
そういった中で、各自、各国がみずからの意思として、どういう対応をとっていくかという非常に重要な主権的判断があるわけでございまして、それがまず、今回こういった新海賊法を提案している、そういう事由であろうと。
○長島委員 確かに、防衛庁長官のおっしゃるように、派遣のときに主権的判断が加わる、これを国権の発動というふうに恐らく読み込んでおられると思いますが、国権の発動としての武力の行使ですから、武力の行使にかかっているんですよ。武力の行使の瞬間にどこに指揮権があるかということが問題なんです。
世界人権宣言第十四条で、すべて人は迫害を免れるために他国に避難することを求め、かつ避難する権利を有するとありますが、この条約自体の拘束力がない点、また、国際人権規約でも庇護権規定は挿入されなかったこと、そして庇護権は亡命者個人に帰属する権利とはとらえられておらず、庇護を与えるかどうかは受け入れ国の主権的判断にゆだねられ、国家の裁量いかんによるところが多いわけなんですけれども、内乱ですとかあるいは紛争